東海地方と言えば「喫茶店」文化が盛んな地として有名ですが、
近年は、お洒落でステキな「カフェ」を見かける機会も多くなりました。
そんな東海地方のカフェの中から、
特に魅力的なお店をピックアップしてご紹介いたします。
2014/04
2013年5月のリニューアルオープンより営業日を大幅に増やし、
より足を運びやすくなった「こまものや」。
半年に1度しか開かない雑貨店としての開業から、現在の人気カフェとなるまで。
オーナーにその軌跡をうかがいました。
イングリッシュガーデンという言葉もまだ浸透していない90年代半ば、寄せ植えに傾倒し、イングランド風の雑貨店を営むことを夢見ていたオーナーの小林さん。
店舗ディスプレイなどの仕事のかたわら、着々と開業に向けて準備を進めていました。
当初予定していた店名は「コティングリーの森」。イングランドの村コティングリーに由来するのですが、たまたま耳にした「こまものや」という言葉の響きに心射抜かれ急遽変更。2004年「こまものや」が誕生するのでした。
最初の3年間は、半年に一度のみのオープンでしたが、それでも手作り雑貨の作家さんたちと一緒に作り上げた「こまものや」は、大変な反響を呼び、毎回行列が出来るほどでした。
この頃はまだカフェではなく雑貨店でしたが、店の前で入店の順番を待つお客様に珈琲をふるまったのが、カフェとしての始まりだったと言います。
「実はそれまでカフェの勉強をしたことがなかったんです。」オーナーの小林さんは、少し照れくさそうに話してくれました。
しかし、試行錯誤を繰り返したケーキ、ランチも評判となり、半年に1回→月に1回→毎月7日間と、需要に背中を押されるように「雑貨カフェこまものや」は営業日を増やすことになりました。
そして2013年5月、店舗改装と共にリニューアルオープン。それ以降、毎週月曜~木曜+第2日曜日が営業日となり、ファンにとっては足を運びやすくなりました。
「こまものや」は、小林さんの個人的な趣味趣向が共感をよび、お客様をはじめ作家さんなど多くの人に支えられて成長してきたことが見て取れます。
「お客様が来てくれるだけで嬉しいんです♪」その笑顔には、小林さんの素直な想いが表れているようでした。
せっかく足を運んでくれた人、この場所を気に入ってくれた人、そんな人達の期待に応えたいという想いが、多くのファンに愛される理由かも知れません。
販売されている手作りの布小物やバッグなどの他に、いたる所にさりげなく置かれている(または仕様されている)アンティーク雑貨にも目を奪われる。
好きな人なら思わずニヤッとしてしまう。
KOMAMONOYA(こまものや)
コマモノヤ
所在地:愛知県名古屋市守山区桔梗平1-1208
電話:052-736-6484
営業時間:11:30~17:00
※2014年4月7日より10:00開店に変更
定休日:金曜、土曜、日曜(第2日曜は営業)
駐車場:8台(お店の前5台、近隣に3台)
イオン守山店より南西へ1㎞→吉根仲田交差点を西へ400m、左折すぐ
KOMAMONOYA公式ブログ